イベント

日　　時：2025年6月19日（木）18：00～19：30
会　　場：大阪大学豊中キャンパス　全学教育推進機構　実験棟1F　サイエンス・コモンズ　DAICEL Studio（ハイブリッド開催）
開催言語：日本語

参加登録：https://forms.office.com/r/5gj5fFWa8P

【講演】
四方田犬彦（映画誌・比較文学研究者）

【開会の挨拶】宇野田　尚哉
　　　　　　（大阪大学グローバル日本学教育研究拠点　副拠点長・大阪大学大学院人文学研究科教授）
【進　　　行】渡邊　英理
　　　　　　（大阪大学グローバル日本学教育研究拠点　兼任教員・大阪大学大学院人文学研究科教授）
　　　　　
【コメント】
ニコラス・ランブレクト
（大阪大学グローバル日本学教育研究拠点 兼任教員・大阪大学大学院人文学研究科 准教授）
岩本　雄伍　（大阪大学大学院人文学研究科　日本学専攻　博士後期課程1年）
谷水　香苗　（大阪大学大学院人文学研究科　日本学専攻　博士前期課程2年）
荻野　聡士　（大阪大学大学院人文学研究科　日本学専攻　博士前期課程2年）

【趣旨】
言葉を微温的なものに置き換えてはならない。
移民ではなく植民者であり、ときに強制連行である。
終戦の引揚げではなく、敗戦による強制追放である。
羽仁進『彼女と彼』、大島渚の『儀式』を通して、「内地」に帰還してきた日本人女性たちに対し、男性が向けた偏見の眼差しを分析し、財部鳥子の回想記に到る。
戦後日本の娯楽小説、ポルノグラフィーに隠された植民地体験のメッセージに言及する。